『劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日』ロケレポート
2013年07月25日
ストーリー
タイムワープ技術を駆使してあらゆる時代を調査・記録する機関「タイムスクープ社」の時空ジャーナリスト・沢嶋雄一が、歴史に埋もれた名もなき人々を取材し、時代を考察していく姿を描いたNHKのドキュメンタリードラマ風歴史教養番組「タイムスクープハンター」の劇場版。本能寺の変直後の京都にタイムワープした沢嶋が、織田信長の天下統一の拠点となりながらも、完成からわずか3年で焼失したとされる幻の名城・安土城の謎を解き明かす。テレビ版にも主演する要潤や杏に加え、新人時空ジャーナリスト役で夏帆が出演。
監督、脚本:中尾浩之
出演:要潤、夏帆、杏、時任三郎、上島竜平 ほか
配給:ギャガ
(C)2013 TSH Film Partners
平成25年8月31日 全国ロードショー!!
ロケレポート
撮影は昨年(2012年)の9月30日から10月2日まで。
今回なんと!安土城をテーマにする映画で、ほんものの安土城趾を使っての撮影となりましたが、これは史上初!になります。
また、他にも彦根城でも撮影されましたし、琵琶湖、信長の館、安土城郭資料館などでも撮影されていますので、今回レポートでしっかりとご報告します!
安土城趾での撮影
撮影が行われたのは9月30日(日)。この日は記録的な大型台風17号が日本列島を縦断していった日・・・撮影地の安土も、とにかくすごい雨と風でした!
写真からは伝わりにくいかもしれませんが、あまりに雨と風がひどいので、撮影支度場所の玄関から思わず写真に収めたほどでした。
ちなみに次の写真は、30日に撮影する予定だった場所で、撮影前日に桟橋のセッティングしている様子。本当ならばここで、安土城に向かう一団が船に乗り込むシーンを撮影する予定でした。
写真の奥に見える山が安土山です。素晴らしい天気だったのに・・・
しかし!しかし!台風の中でも映画の撮影は行われたのです!
台風17号が近づきつつある中、早朝から琵琶湖の様子を見ながら、検討の結果、琵琶湖岸でのシーンを撮影することに。
安土城に向かう一団が安土山のふもとに到着した、というシーンをお昼ごろに何とか撮影しました。この頃には、けっこう雨風が激しくなりかけていました。写真からも雨の凄さが伺えると思います。
(C)2013 TSH Film Partners
(C)2013 TSH Film Partners
そして、雨風がおさまるのを待っていましたが、おさまるはずもないため、台風が滋賀県に最接近している午後には、撮影ポイントは安土城趾の百々橋という橋からあがったロケポイントで、一団が安土城の石段を駆け上がり、重要文化財の仁王門をくぐり抜けていくというシーンも撮影されました。
カメラはほぼ水没状態で、カッパを着ていても意味なし。全身びしょ濡れ状態でした。
上の石段からは滝のような水が流れてくる中でしたが、何とか無事に撮影は終了しました。
(C)2013 TSH Film Partners
撮影が終わった後には、地元安土町商工会や観光協会の皆さんのおもてなしにより、近江牛のバーベキューや地元の食材を使ったカレー、ヨシを練り込んだよしうどんなどを振る舞って下さいまして、台風の中での撮影を忘れるような盛り上がりでした。地元の皆様、ありがとうございました!
彦根城での撮影
台風が過ぎ去った翌日の彦根城での撮影は、あの天気がウソのような青空が広がり、敵方を打ち負かしながら安土城に侵入していくシーンなどが撮影されました。
撮影のポイントは西の丸三重櫓の下に伸びている竪堀(たてぼり)。ここを沢嶋の一団が、敵の弓矢をくぐり抜けて下から進んでくるというシーンの撮影です。
参考までに、竪堀とは敵の横移動を容易にさせないために、斜面に沿って縦に掘られた堀のことです。
(C)2013 TSH Film Partners
こちらは竪堀の上から弓を引いている地元エキストラの皆さんの様子。
次のポイントは、太鼓門櫓。
同じく、沢嶋の一団が安土城内の櫓を突破して、忍び込むというシーンが撮影されました。
10月の観光シーズンだったので、多くのお客さんを誘導しながらの撮影となりました。
メイク・衣装
「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」のメイク・衣装は徹底的に作り込みます。
とにかく、手が込んでいる。汚しがすごい。その様子はこちら。
番外編
先日の6月9日に、要潤さん、夏帆さん、中尾浩之監督をお招きして、安土城趾周辺で開催された『あづち信長まつり2013』の様子をレポートしておきます。
今回、安土城焼失をテーマにした映画「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」が8月31日に公開されることから、要潤さんがまつりの武者行列に参加し、要さんと一緒に夏帆さん、中尾監督を加えて、イベントを締めくくるトークショーが開催されました。
通常はこのイベント、2万5千人程度の人が訪れるらしいですが、今年は1万人多い3万5千人!!とのこと。まさに、映画効果とはこのことです。
まずは、武者行列に参加する要潤さんの姿。
まわりを固めるのは地元安土のTSH応援隊の皆さんです。
トークショーの様子です。
要潤さんのトークは、芸人並みにおもしろかったです!「昨年の9月末の撮影を思い出します。故郷に帰ってきた感じ。」と冒頭のあいさつ。うどん県副知事さんのリップサービス、泣かせます!
この日、トークショーの会場の様子です。(ステージ裏に回って撮りました。)
まさに、人・ひと・ヒト。
この写真に収まらないほどの観客が集まって下さいました。会場は異様な熱気に満ちていました。
映画の関連イベント企画も実施中!!
①沢嶋君をさがせプロジェクトin安土
要潤さん扮する沢嶋雄一の等身大フィギュアが安土の街中のお店や観光施設に潜んでいます。
そのフィギュアを探しだせたら映画限定グッズがもらえるという企画です。(先着1000名)
先着順です!お急ぎ下さい!
実施期間:平成25年6月11日(火)から8月31日(土)まで。
②VR安土城タイムスクープハンターバージョン
今年の4月、近江八幡市が「VR(バーチャルリアリティー)安土城」を開発しました。このVRはipadなどで利用できる無料アプリで、安土城跡でこのアプリを起動すると信長時代の風景がipadなどに再現されます!
6月には、映画の公開にあわせて、「VR安土城タイムスクープハンターバージョン」もあわせて開発されました。
風景が再現されるだけでなく、ところどころに出没する要潤さん扮する主役の「沢嶋」を探すのも楽しめるアプリになっています。現れた沢嶋をタップすると、映画の秘蔵映像が流れるというオマケつき!
皆さん、このアプリをダウンロードして、今すぐ安土城趾へgo!
※アプリのダウンロードは、お持ち機器でapp storeから行うことができます。
VRのプロモーションビデオを滋賀ロケーションオフィスが要潤さんとコラボして作成し、YOU TUBEにアップしましたので、是非ご覧下さい!!
→ http://www.youtube.com/watch?v=VDhO3HI4e88
以上の2つのプロジェクトは安土町観光協会のHPから。
→ http://www.azuchi-shiga.com/sawajimakun.htm
③彦根城でサムライを極める2 ~彦根城ロケーションハンター~
2013年9月1日(日) 彦根城でのスタンプラリー
スタンプカード配付場所:彦根城表門入り口(配付時間9:30~ 開始:10:00~
配付終了15:00~ 配付終了15:30)
9月2日(月) 要潤さんの特別トークショー(無料)
開催場所:1日開催のスタンプカードに記載されています。
9月2日(月)に主演・要潤さんの特別トークショーに無料でご招待!
そのためには、9月1日(日)に開催される彦根城でのスタンプラリーでミッションをクリアすること!というイベントです。
詳しくは、戦国丸まで。(TEL&FAX 0749-27-5058)
ロケ地に遊びに来て下さい!
①安土城趾
天正4年(1576年)から織田信長が約3年の歳月をかけて完成しました。安土・桃山時代の幕開けとして築城されましたが、織田信長が倒れた本能寺の変後、焼失して石垣だけが残っています。
詳しくはこちらから。
→http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=831
グルメ
とんかつ亭伊呂波
メニューはカツ系を中心に、ステーキ、ハンバーグや海老フライ、カレー等もあり、洋食店といったイメージ。ランチはお得感あります!
くわしくはこちらから!
→http://tabelog.com/shiga/A2503/A250301/25000001/
②彦根城
姫路城などとともに天下の名城の一つに数えられる彦根城は、井伊直継(なおつぐ)・直孝(なおたか)によって約20年の歳月をかけて建設され、元和8年(1622)に完成しました。佐和(さわ)山城・安土城・長浜城・大津城の石垣や用材が使われました。月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、琵琶湖八景の1つに数えられています。
詳しくはこちらから。
→http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=838
グルメ
レストラン千成亭
ハンバーグステーキランチ1,800円、洋風ランチ2,980円など、近江牛をリーズナブルに提供してくれる。感動モノの美味しさです!
詳しくはこちらから!
→http://www.sennaritei.co.jp/site/restrant/restrant-tizu.htm
タイムワープ技術を駆使してあらゆる時代を調査・記録する機関「タイムスクープ社」の時空ジャーナリスト・沢嶋雄一が、歴史に埋もれた名もなき人々を取材し、時代を考察していく姿を描いたNHKのドキュメンタリードラマ風歴史教養番組「タイムスクープハンター」の劇場版。本能寺の変直後の京都にタイムワープした沢嶋が、織田信長の天下統一の拠点となりながらも、完成からわずか3年で焼失したとされる幻の名城・安土城の謎を解き明かす。テレビ版にも主演する要潤や杏に加え、新人時空ジャーナリスト役で夏帆が出演。
監督、脚本:中尾浩之
出演:要潤、夏帆、杏、時任三郎、上島竜平 ほか
配給:ギャガ
(C)2013 TSH Film Partners
平成25年8月31日 全国ロードショー!!
ロケレポート
撮影は昨年(2012年)の9月30日から10月2日まで。
今回なんと!安土城をテーマにする映画で、ほんものの安土城趾を使っての撮影となりましたが、これは史上初!になります。
また、他にも彦根城でも撮影されましたし、琵琶湖、信長の館、安土城郭資料館などでも撮影されていますので、今回レポートでしっかりとご報告します!
安土城趾での撮影
撮影が行われたのは9月30日(日)。この日は記録的な大型台風17号が日本列島を縦断していった日・・・撮影地の安土も、とにかくすごい雨と風でした!
写真からは伝わりにくいかもしれませんが、あまりに雨と風がひどいので、撮影支度場所の玄関から思わず写真に収めたほどでした。
ちなみに次の写真は、30日に撮影する予定だった場所で、撮影前日に桟橋のセッティングしている様子。本当ならばここで、安土城に向かう一団が船に乗り込むシーンを撮影する予定でした。
写真の奥に見える山が安土山です。素晴らしい天気だったのに・・・
しかし!しかし!台風の中でも映画の撮影は行われたのです!
台風17号が近づきつつある中、早朝から琵琶湖の様子を見ながら、検討の結果、琵琶湖岸でのシーンを撮影することに。
安土城に向かう一団が安土山のふもとに到着した、というシーンをお昼ごろに何とか撮影しました。この頃には、けっこう雨風が激しくなりかけていました。写真からも雨の凄さが伺えると思います。
(C)2013 TSH Film Partners
(C)2013 TSH Film Partners
そして、雨風がおさまるのを待っていましたが、おさまるはずもないため、台風が滋賀県に最接近している午後には、撮影ポイントは安土城趾の百々橋という橋からあがったロケポイントで、一団が安土城の石段を駆け上がり、重要文化財の仁王門をくぐり抜けていくというシーンも撮影されました。
カメラはほぼ水没状態で、カッパを着ていても意味なし。全身びしょ濡れ状態でした。
上の石段からは滝のような水が流れてくる中でしたが、何とか無事に撮影は終了しました。
(C)2013 TSH Film Partners
撮影が終わった後には、地元安土町商工会や観光協会の皆さんのおもてなしにより、近江牛のバーベキューや地元の食材を使ったカレー、ヨシを練り込んだよしうどんなどを振る舞って下さいまして、台風の中での撮影を忘れるような盛り上がりでした。地元の皆様、ありがとうございました!
彦根城での撮影
台風が過ぎ去った翌日の彦根城での撮影は、あの天気がウソのような青空が広がり、敵方を打ち負かしながら安土城に侵入していくシーンなどが撮影されました。
撮影のポイントは西の丸三重櫓の下に伸びている竪堀(たてぼり)。ここを沢嶋の一団が、敵の弓矢をくぐり抜けて下から進んでくるというシーンの撮影です。
参考までに、竪堀とは敵の横移動を容易にさせないために、斜面に沿って縦に掘られた堀のことです。
(C)2013 TSH Film Partners
こちらは竪堀の上から弓を引いている地元エキストラの皆さんの様子。
次のポイントは、太鼓門櫓。
同じく、沢嶋の一団が安土城内の櫓を突破して、忍び込むというシーンが撮影されました。
10月の観光シーズンだったので、多くのお客さんを誘導しながらの撮影となりました。
メイク・衣装
「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」のメイク・衣装は徹底的に作り込みます。
とにかく、手が込んでいる。汚しがすごい。その様子はこちら。
番外編
先日の6月9日に、要潤さん、夏帆さん、中尾浩之監督をお招きして、安土城趾周辺で開催された『あづち信長まつり2013』の様子をレポートしておきます。
今回、安土城焼失をテーマにした映画「劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日」が8月31日に公開されることから、要潤さんがまつりの武者行列に参加し、要さんと一緒に夏帆さん、中尾監督を加えて、イベントを締めくくるトークショーが開催されました。
通常はこのイベント、2万5千人程度の人が訪れるらしいですが、今年は1万人多い3万5千人!!とのこと。まさに、映画効果とはこのことです。
まずは、武者行列に参加する要潤さんの姿。
まわりを固めるのは地元安土のTSH応援隊の皆さんです。
トークショーの様子です。
要潤さんのトークは、芸人並みにおもしろかったです!「昨年の9月末の撮影を思い出します。故郷に帰ってきた感じ。」と冒頭のあいさつ。うどん県副知事さんのリップサービス、泣かせます!
この日、トークショーの会場の様子です。(ステージ裏に回って撮りました。)
まさに、人・ひと・ヒト。
この写真に収まらないほどの観客が集まって下さいました。会場は異様な熱気に満ちていました。
映画の関連イベント企画も実施中!!
①沢嶋君をさがせプロジェクトin安土
要潤さん扮する沢嶋雄一の等身大フィギュアが安土の街中のお店や観光施設に潜んでいます。
そのフィギュアを探しだせたら映画限定グッズがもらえるという企画です。(先着1000名)
先着順です!お急ぎ下さい!
実施期間:平成25年6月11日(火)から8月31日(土)まで。
②VR安土城タイムスクープハンターバージョン
今年の4月、近江八幡市が「VR(バーチャルリアリティー)安土城」を開発しました。このVRはipadなどで利用できる無料アプリで、安土城跡でこのアプリを起動すると信長時代の風景がipadなどに再現されます!
6月には、映画の公開にあわせて、「VR安土城タイムスクープハンターバージョン」もあわせて開発されました。
風景が再現されるだけでなく、ところどころに出没する要潤さん扮する主役の「沢嶋」を探すのも楽しめるアプリになっています。現れた沢嶋をタップすると、映画の秘蔵映像が流れるというオマケつき!
皆さん、このアプリをダウンロードして、今すぐ安土城趾へgo!
※アプリのダウンロードは、お持ち機器でapp storeから行うことができます。
VRのプロモーションビデオを滋賀ロケーションオフィスが要潤さんとコラボして作成し、YOU TUBEにアップしましたので、是非ご覧下さい!!
→ http://www.youtube.com/watch?v=VDhO3HI4e88
以上の2つのプロジェクトは安土町観光協会のHPから。
→ http://www.azuchi-shiga.com/sawajimakun.htm
③彦根城でサムライを極める2 ~彦根城ロケーションハンター~
2013年9月1日(日) 彦根城でのスタンプラリー
スタンプカード配付場所:彦根城表門入り口(配付時間9:30~ 開始:10:00~
配付終了15:00~ 配付終了15:30)
9月2日(月) 要潤さんの特別トークショー(無料)
開催場所:1日開催のスタンプカードに記載されています。
9月2日(月)に主演・要潤さんの特別トークショーに無料でご招待!
そのためには、9月1日(日)に開催される彦根城でのスタンプラリーでミッションをクリアすること!というイベントです。
詳しくは、戦国丸まで。(TEL&FAX 0749-27-5058)
ロケ地に遊びに来て下さい!
①安土城趾
天正4年(1576年)から織田信長が約3年の歳月をかけて完成しました。安土・桃山時代の幕開けとして築城されましたが、織田信長が倒れた本能寺の変後、焼失して石垣だけが残っています。
詳しくはこちらから。
→http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=831
グルメ
とんかつ亭伊呂波
メニューはカツ系を中心に、ステーキ、ハンバーグや海老フライ、カレー等もあり、洋食店といったイメージ。ランチはお得感あります!
くわしくはこちらから!
→http://tabelog.com/shiga/A2503/A250301/25000001/
②彦根城
姫路城などとともに天下の名城の一つに数えられる彦根城は、井伊直継(なおつぐ)・直孝(なおたか)によって約20年の歳月をかけて建設され、元和8年(1622)に完成しました。佐和(さわ)山城・安土城・長浜城・大津城の石垣や用材が使われました。月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、琵琶湖八景の1つに数えられています。
詳しくはこちらから。
→http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=838
グルメ
レストラン千成亭
ハンバーグステーキランチ1,800円、洋風ランチ2,980円など、近江牛をリーズナブルに提供してくれる。感動モノの美味しさです!
詳しくはこちらから!
→http://www.sennaritei.co.jp/site/restrant/restrant-tizu.htm
Posted by 滋賀ロケーションオフィス at 13:13
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