©和月伸宏／集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火／伝説の最期」製作委員会

今世紀最大のアクション感動大作
るろうに剣心
京都大火編／伝説の最期編
～８月１日（金）、９月１３日（土）２部作連続全国ロードショー～

キャスト：佐藤 健 　武井 咲 　伊勢谷友介 ／ 青木崇高 　蒼井 優
　　　　　　神木隆之介 　土屋太鳳 　田中 泯 　宮沢和史 　小澤征悦 ／ 滝藤賢一　
　　　　　　三浦涼介　丸山智己 高橋メアリージュン 江口洋介 ・ 藤原竜也
監督：大友啓史
原作：和月伸宏「るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―」（集英社ジャンプ・コミックス刊）
配給：ワーナー・ブラザース映画

ストーリー
　緋村剣心。かつては「最強」の伝説を残し“人斬り抜刀斎”と恐れられていたが、
新時代を迎えて仲間たちと穏やかな日々を送っていた。
　そんな時、剣心は新政府から“影の人斬り役”を務めた志々(しし)雄(お)真実(まこと)を討つよう頼まれる。
新政府に裏切られ焼き殺されたはずが、奇跡的に甦った志々雄は、京都で戦闘集団を作り上げ、日本征服を狙っていた。
今や誰もが恐れる魂の凶悪さを持つ最狂の敵・志々雄とついに宿命の対面を果たす剣心。
だが、志々雄は部下の瀬田宗次郎に相手を命じ、宗次郎の最速の技でなんと剣心の逆刃刀が真っ二つに！
逆刃刀を失くした剣心は、不殺〈ころさず〉の誓いを破らずに、次々現れる敵を倒すことができるのか・・

ロケレポート！　
映画『るろうに剣心 京都大火編 ／ 伝説の最期編』は、滋賀で実に多くのシーンが撮影されています。
今回はその撮影秘話も含めて、ロケの様子をレポートします！

昨年の9月から10月にかけて、県内7か所、トータル27日間（撮影は23日間）にわたって撮影が行われました。
特筆すべきは、前回のＰＡＲＴ１の時もそうでしたが、物語の中でも非常に重要なシーンが撮影されていることです！

彦根城・玄宮園　
ここでは「京都大火編」で、大久保利通（宮沢和史）が瀬田宗次郎（神木隆之介）に襲撃されるシーンが撮影されました。



このシーンは予告動画でも使われています。このシーン、実にスゴイ！！


　走っている馬車に飛び乗るというシーンですので、タイミングをあわせるのは非常に難しい！！
ストロークのある白壁の横にある馬車が走れる道路という設定。
制作担当者がここを見つけた時に「ここだ！」と声を上げたほど、ぴったりのロケーション。

　短いシーンなのですが、アクションチームだけでリハを1日行い、本番の撮影も2日間かけて撮影されました。


↑　白壁と馬車がマッチしています。　　　　 　　　　　　　↑　襲撃シーン。馬車から落ちそう・・・

実は、ナイター撮影もしちゃってます。



この撮影には、地元の「彦根を映画で盛り上げる会」の皆さんが、撮影スタッフにケイタリングによる
地元のグルメ「近江牛の牛丼」を提供してくれました！



ご協力いただいた盛り上げる会の皆さん、千成亭さん、本当にありがとうございました！

八幡堀　
映画「るろうに剣心」といえば欠くことのできないロケーションとなった八幡堀。
ここでは「京都大火編」の剣心と薫の別れのシーンが撮影されました。


©和月伸宏／集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火／伝説の最期」製作委員会

前回同様、八幡堀は神谷道場の周辺という設定で、実に映画に情緒ある雰囲気を与えてくれています。
八幡堀の撮影日は9月19日。当初の撮影日の予定は9月15日でしたが、撮影は延期。
その理由は、そう、昨年滋賀県に甚大な災害をもたらした台風18号が滋賀を直撃したからなのです！

台風の影響で、堀には様々なものが漂流していましたが、地元の近江八幡観光物産協会さんのお力添えもあり、
なんとか撮影できるまでに回復。本当にありがとうございました。若干、通常よりも水が多めです。


　
そして、近江八幡市内では、八幡堀の近くの旧酒蔵を改造した「まちや倶楽部」でも撮影が行われました。
設定は牢獄。


実に重厚感のある雰囲気が漂います。さすが築100年を数える建築物です。

みなくち子どもの森　
ここでは剣心が命を懸けて守ろうとする「新時代の申し子」が住む家を再現しました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑　役者の配置をスタッフが確認中・・
ここで特筆すべきは、美術スタッフの作り込み！！
家の中の様子は、見えないところまで、しっかりと作り込まれています！そのリアリティーに本当にびっくり！



　ここでは、地元の甲賀市商工会の方が、菓子長さんのお菓子を差し入れしてくださいました。
このチーズケーキが実にうまい！スタッフにも大好評でした！
甲賀市商工会さん、菓子長さん、本当にありがとうございました。



日吉大社　
ここでは、緋村剣心の旅が始まる重要なエピソードが撮影されました。


このシーンのロケーションは撮影をしながら探していたのですが、監督とともにロケハンを行った結果、ここに決定。
自然な川と苔むした橋が見事にマッチするロケーションを、監督も大いに気に入ってくださいました。

日野城跡
　撮影は昨年の１０月。


©和月伸宏／集英社 ©2014「るろうに剣心 京都大火／伝説の最期」製作委員会

　今回の撮影では、剣心を狙うもう一人の敵・四乃森蒼紫との決闘のシーンが撮影されました。
このシーンも冒頭の予告動画で使われています。
　
　撮影期間は一週間にわたり、朝から日没までかかって撮影され、非常に多くのシーンが撮影されています。
　

　このロケーションの良さは、通路が立体的に十字に交差しているため、
バリエーションのあるシーンの撮影が可能なところで、築城当時の石垣が作品にリアリティーを与えています。

　剣心と蒼紫との決闘シーンという大切なロケーションを探していた大友監督は、このロケーションを見て、
イメージが掻き立てられたようで、その場で撮影プランをスタッフに説明されており、一目見てここを気に入られたようです。

　写真はロケハンの時の様子です。

　

　撮影時には、一目キャストを見ようと、多くの方が集まられて、地元は非常に盛り上がりを見せました。



　地元の団体からも多くの差し入れをいただきまして、スタッフも非常に喜んでいただきました。
日野町の皆様、本当にありがとうございます。

　
　
　さて、もう一人の宿敵との死闘、どんな風に仕上がっているのか、それは映画館でご確認ください。

安楽律院　
最後にご紹介するのは、大津市にある安楽律院です。

　撮影は昨年の１０月。実に5日間にわたってここで撮影されましたが、ここでの撮影は本当にすごかった・・・
言葉では言い尽くせません・・・伝説です・・・（笑）
　ここでは、「伝説の最後編」での重要なシーンなどが撮影されました。
大雨の中での撮影になりました。



　ちなみに安楽律院は、前作でもクライマックスのシーンの剣心と宿敵・刃衛との決闘のシーンが
撮影されたところです。
特筆すべきは、家の作り込み。これは、本当にすごい！
少しだけその様子をお伝えします。

　
↑右側の建物に注目！　　　　　　→→→　　→→→　　　　　　↑作りこんだ後　　　　

　前回と同じ安楽律院でも、前回とは違うポイントで撮影が行われました。
しかし、安楽律院は、あの「えも言われぬ荘厳な雰囲気」を変わることなく発散しており、
作品に独特のテイストを加えてくれていると思います。大友監督も大絶賛するロケーションです。
　是非、是非、このシーンは劇場でご確認ください！！

滋賀県のロケ地だけを紹介した「メイキング動画」も作りました！（1分14秒）




滋賀県広報課もロケ地を紹介する動画を制作していますので、こちらも是非ご覧ください！




　
映画『るろうに剣心 京都大火編 ／ 伝説の最期編』、とうとう8月1日（金）、9月13日（土）に公開を迎えます。
日本のアクション映画の伝説となるであろうこの映画、是非とも劇場の大画面でご覧ください。
そして、滋賀のシーンにもご注目いただけると嬉しいです！