(C)和月伸宏/集英社(C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
ストーリー
優しい笑顔と、人を思いやる心。少年のような華奢な身体に長い髪。
そんな男が、人を助けるために立ち上がる時、眼光鋭く一変する。
神より早く、修羅より強く、一体多数の戦いも瞬時に制す。けれど相手がどんな悪人でも、自らたてた
<不殺(殺さず)の誓い>に従って、決して命を奪いはしない。
男の名は緋村剣心---街から街へとさすらう流浪人だ。
剣心には、秘めた過去がある。動乱の幕末に、最強の暗殺者と恐れられた<人斬り抜刀斎>とは彼のこと。
国を分けた戦いは決着し、抜刀斎は姿を消した。
--あれから10年、時代を変えたはずなのに、悲願の平和は訪れない。
抜刀斎は剣心として、「斬れない刀=逆刃刀」で自ら新たな時代を創ることを決意。
めぐり会った大切な人たちを守るため、剣心の次なる戦いが始まる-!
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監督/大友啓史
出演/佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、江口洋介、香川照之 他
配給/ワーナー・ブラザース映画
(C)和月伸宏/集英社(C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
公式ホームページはこちらから →
http://www.rurouni-kenshin.jp
滋賀県でのロケレポート
昨年の8月から11月にかけて、映画「るろうに剣心」のロケが滋賀県内各地で行われました。
県内での撮影箇所は次のとおりです。
三井寺2カ所(善法院、石橋):大津市
八幡堀:近江八幡市
レンガ倉庫:近江八幡市
安楽律院:大津市
三井寺での撮影の様子
三井寺では2カ所で撮影されていますが、まずは善法院。
昨年の8月2日から3日間に渡って撮影が行われました。
ここは桃山時代の遺構を伝える代表的な名園でしたが、現在は土砂災害のため埋没しており、荒れ果てた状態でした。
ロケハンしたところ、監督はここでの撮影を即決。
最初は「なぜここで?」と思いましたが、それは現場がそれほど荒れ果てていたから。
そして、スタッフによる清掃が始まり、見事!一級のロケ地に大変身。その様子はこちら。
(清掃前) ⇒⇒⇒ (清掃後)
この竹林が映画で使われたのは初めて。
確かに抜けが良く、高低差もあり、なかなかのロケーションです。
大友監督のロケーションを見極める力に改めて感服です。
映画はここ三井寺・善法院で
クランク・イン!!
映画冒頭の「鳥羽伏見の戦い」のシーンが撮影されました。その様子はこちら。
エキストラの方も多くの方に参加して頂きました、なんせ合戦シーンですから。
特筆すべきは、撮影に入る前に大友監督が自らメガホンを持ってエキストラに語りかけた言葉です。
「皆さん、倒れているだけの人もいるかもしれませんが、鳥羽伏見で亡くなっていった人達の無念さを表現して下さい。映画を殺すも生かすも皆さん次第なんです!よろしくお願いしますよ!」と、エキストラを鼓舞します。
この映画にかける情熱を感じました。
是非、冒頭の合戦シーンにご注目下さいね!
次に、同じく三井寺の石橋での撮影の様子です。
ここでは、剣心(佐藤健)の最大のライバルである刃衛と初めて出会うシーンが撮影されました。
(C)和月伸宏/集英社(C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
特筆すべきはやはり
アクションシーンです!
剣心が薫を危機一髪で救い出しますが、その様子はこちら。このシーンがスゴイ!
(C)和月伸宏/集英社(C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
アクション監督は大友監督の指名で、
谷垣健治氏が就任されました。
香港のドニー・イェンのもとで数多くの作品に携わっておられます。
ジャッキー・チェンが会長を務めるスタントマン協会の唯一の日本人会員でもあります。
本作でも圧巻のアクションシーンをクリエイトされていますので、是非出来上がりを映画館で確認して下さい!
※写真左の橋の欄干に腰掛けているのが谷垣氏です。
~ こちらの写真は薫(武井咲)が劇中に抱く猫ちゃん。
待ち時間が長いので、大きなあくびしています~~
次は、時代劇のメッカ・近江八幡市の八幡堀での撮影の様子
ここでは映画の色々なシーンが撮られています。
まずは映画冒頭で剣心が船に乗っている撮影の様子です。
まさに八幡堀のロケーションが時代の雰囲気を醸し出しています。
こちらは剣心と薫が逃げる撮影の様子。
こちらは剣心と恵(蒼井優)が語り合うシーンの作りこみ。堀に桟橋もつくってしまいました。
八幡堀は人気の観光地。今をときめく人気のキャスト出演の映画であるため、ギャラリーの数も
尋常ではありませんでした
他にも、いろいろと八幡堀のシーンが出てきますので、スクリーンの中で探してみて下さい。
最後に、安楽律院の様子
このお寺は本堂が焼けてしまい、今では人気もなくひっそりたたずむお寺ですが、大友組は映画のとても重要シーンである、「剣心」と「刃衛」の決選の場をここに決めました。
このお寺はとても便の悪いところにあり、車も多くは停められないので、スタッフは近くの飯室不動堂に車を停めさせてもらい、撮影現場まで歩かなければいけません。
この苔むす石段が決戦の雰囲気を醸し出しています。
まずは撮影の様子はこちら。
(C)和月伸宏/集英社(C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
こんな雰囲気のある巨木も設置されました。
ここでの撮影で特筆すべきはやはり
アクション!
重要なシーンの死闘ですので、いろいろなアクションシーンがふんだんに撮影されています。
その雰囲気を少しだけお伝えします。
この映像は是非映画館の大画面で確認して下さい!
× × × × × × ×
今年一番の注目の映画
「るろうに剣心」ですが、
「魅力的な撮影の中心地は、ほぼ間違いなく滋賀」(監督談)です!
是非、
8月25日( 滋賀県では8月22日、23日、24日先行公開が決定!)には映画館で
この映画の凄さを実感して下さい!
そして、映画の雰囲気に浸りにロケ地にお越し下さい!
ご好評につき、映画『るろうに剣心』パネル展を近江八幡で再開します!!
現在公開中の映画『るろうに剣心』パネル展をご好評につき9月25日(火)より近江八幡市の白雲館で再開します。白雲館は観光メッカ・八幡堀のそばです。
ぜひ一度ご覧ください。(なお、この展示は7月~8月と9月上旬滋賀県庁と近江八幡市で展示していたものと同じ展示です。)
【パネル展開催】9月25日(火)~10月4日(木)午前中まで
【展示内容】
・主要人物の巨大バナー
・滋賀県で行われたロケを紹介しているパネル
・大友啓史監督直筆サイン入りポスター
【会場】白雲館2階(近江八幡市為心町元9 地図はこちら)
ロケ地にも遊びにきてください
★八幡堀(近江八幡市)
(八幡堀周辺地図)
★三井寺(大津市)