究極の純愛映画「天使の卵」のロケが行われました

滋賀ロケーションオフィス

2007年07月19日 18:02



 “純愛小説のバイブル”として多くのファンを持つ直木賞作家・村山由佳さん原作「天使の卵 エンジェルス・エッグ」 が映画化され、このほど県内各地でロケが行われました。

 ※ロケが行われたのは2005年です。

 8歳年上の精神科医・春妃(小西真奈美)に一目惚れした画家志望の予備校生・歩太(市原隼人)の恋の行方描く純愛作品です。昨年11月に行われた長浜市内のロケでは、工事現場で働く歩太が恋人の夏姫(沢尻エリカ)と再会するシーンが撮影されました。劇中の工事現場は、地元建設会社のご協力を得て夜明け前から準備し、琵琶湖畔の豊公園に本物そのままの工事現場が作られました。散歩で訪れる市民のみなさんも突如出現した “工事現場” に目を丸くしながら、足を止めてはロケに魅入っていました。


 また、12月には湖南市の生田病院で、映画のクライマックスシーンが撮影されました。通常、ロケが極めて難しい病院撮影ですが病院側のご好意で、移転して使われなくなった旧病院をおかりしてロケが行われました。当日は県北部を中心に平野部でも降雪に見舞われ、暖房の入らない病院内は芯から冷え込み、まるで冷蔵庫の仲にいるよう。意志や看護師役などでエキストラとして協力いただいたオフィスサポーターの皆さんも、役柄によっては半袖姿の衣装で震えながらがんばっていただきました。

 この日、ロケの合間をぬってマスコミ取材も行われ、「一つ一つ丁寧に撮影している映像の美しさとともに、人間の性や悲しみを表現出来たら」 と語るヒロイン役の小西さんのほか、富樫森(とがししん監督、市原さん、沢尻さん、そして原作者の村山さんがそれぞれ映画にかける想いを語りました。


天使の卵 公式webサイト

http://www.tentama.jp/ 


 ※こちらの情報は 「滋賀ロケーションオフィスニュース 第9号 (2005.1.10発行)」 より
 全文引用しています。

 「※」部分は記事掲載時に追記しました。

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