映画「幕末高校生」(主演:玉木宏×石原さとみ)ロケレポート!

滋賀ロケーションオフィス

2014年07月15日 17:00


(C)2014「幕末高校生」製作委員会


2014年7月26日(土)全国公開
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出演:玉木宏、石原さとみ、柄本時生、川口春奈、千葉雄大、柄本明、佐藤浩市 ほか
監督:李闘士男
脚本:橋部敦子
音楽:服部隆之
原案・協力:眉村卓「名残の雪」
配給:東映
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ストーリー
 1868年-幕末。江戸では新政府軍と幕府軍の戦いが始まろうとしていた。無益な戦いを避けたい勝海舟(玉木宏)は西郷隆盛(佐藤浩市)へ和平の使者を送った。そんなある日、勝は“未来からやって来た”という高校教師・未香子(石原さとみ)とその教え子・雅也(柄本時生)に出会う。未香子らは同じく江戸時代に来ているはずの教え子、恵理(川口春奈)と慎太郎(千葉雄大)を探し出し一緒に未来へ帰りたいというのだ。
 西郷からの使者を待つ勝。未来で「歴史」を教えている未香子は「和平交渉が行われるから江戸で戦は起こらない」と言い切るがその「歴史」では、すでに西郷からの使者が勝のもとに来ているはずだった・・。歴史は変わってしまうのか、未香子たちの未来は!?

ロケレポート
撮影はさかのぼること1年前の4月~6月。
滋賀県では5日間、県内3か所で行われました。
滋賀県のロケ地はこちらです!!
・堅田の琵琶湖岸(大津市)
・三井寺(大津市)
・彦根城と彦根城博物館(彦根市)


ロケ地1: 堅田の湖岸(浮御堂周辺)
本作は、昨年4月に堅田湖畔にてクランクイン。
初日には小さな子供たちから、地元・堅田にある「湖族の郷」の芝居ができる重鎮の皆様まで大集合!
江戸から逃げるために船着き場に押し寄せる町人たちのシーンが撮影されました。
総勢110名も集まるとワイワイと賑やかなこと。しかし!!
撮影時には、江戸を離れる悲しみや、江戸で戦が始まる恐怖を表現するために「笑顔禁止令」が李監督から出され、応じるエキストラさんたちでした。





(C)2014「幕末高校生」製作委員会

ロケ地2:三井寺(大津市)
琵琶湖が一望できる、みはらしの良い場所
「江戸の町から海まで見渡せる場所」として勝(玉木宏)に連れられてやってきた未香子(石原さとみ)と雅也(柄本時生)。「私たちは未来から来たんです」と未香子・雅也に告白される勝。「おめえら、人をからかうのもたいがいにしな。」(お、べらんめえ口調の勝様だ!)「ガチです!」(今の若い子はガチって言うのか・・)コミカルな会話が続く。撮影は順調に進んでいる・・と思ったら「キーンコーンカーンコーン」高らかに告げるチャイムの音が。山のふもとに小学校・・・
しばし撮影中断。チャイムの音が消え再開!と始めたら今度は子供たちの声が~!
今度は休憩時間が始まってしまったようである・・結局、またまた中断。それにもめげずに黙々と準備を進めるスタッフさんと、動じない役者さんたちでした。
この場所、他のシーンでも何度か登場します。ぜひご注目!


↑未来からタイムスリップしてきた車          (C)2014「幕末高校生」製作委員会


(C)2014「幕末高校生」製作委員会

お寺の境内
県内撮影の中で最も大掛かりな撮影となったのがこの撮影。平日にもかかわらず、男性ばかり160名程集合してくれました。大感謝です!
 京都・下賀茂神社で撮影された連続殺陣アクションに続く、重要なクライマックスシーン。
勝がたった一人で何十人もと闘った後のシーン。顔にも傷があり、疲れきってボロボロだが目つきが鋭い勝に鬼気迫るものを感じます。
そこにさらに追い打ちをかける侍たち。「大勢でひきょうやな・・」と思わず感情移入してししまったのですが・・
すると「ウオー」と喊声があがって・・・・
初めてその場を見た時には、鳥肌がたつほど感動してしまいました

より良いシーンを撮るため、その後も侍たちは槍の扱い方の本格指導を受け、
町人たちは何度も何度も走ってもらい動きを確認。全員がそれぞれの役割を果たし頑張っています!!
見逃し厳禁です!! 

エキストラ準備中・・↓   馬も登場しました→





(C)2014「幕末高校生」製作委員会


槍の演技指導をうけるエキストラさん達 ↑


江戸町人役のエキストラさんも何度も練習 ↑

おまけ1
地面に落ちている桜の花びら。一枚一枚こんなにこだわって作られているのです・・(プロのこだわり!)

 

おまけ2
お寺内にある、見晴らしの良いお茶屋さん。ロケ地に遊びに来られた際はぜひご休憩にどうぞ。
置き土産があるかも・・・・



ロケ地3:彦根城(彦根市)
西郷隆盛(佐藤浩市)率いる新政府軍を迎え撃つために、幕府軍の武士たちが出陣するシーン。
この日も早朝からエキストラさんに集まってもらい、武士に扮装してもらいました。
彦根城の天秤櫓は撮影のため門扉以外を閉めてもらいます。
大将や大砲の後ろに槍を持った武士が綺麗に整列し、櫓から出陣していく様は本当にタイムスリップしたようでした。




ロケ地4:彦根城博物館(彦根市)
彦根城博物館での撮影。博物館の庭が、柳田(柄本明)の屋敷として使われています。
まずは恵理(川口春奈)が“未来”から初めて柳田邸に来たシーン。
江戸時代には見たことのない格好で屋根を乗り越えて侵入してくるのだから不審者そのもの。
次は屋敷の女中と恵理がじゃれあうシーン。恵理はいつしか女中のファッションアドバイザーに。“
未来”のファッションを取り入れた女中たちが面白いことになっています。
思わずほっこりしてしまうシーンでした。


(C)2014「幕末高校生」製作委員会

 


 7月26日(土)より公開です。
映画を見て、ぜひロケ地にも遊びに来てください!


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★浮御堂

近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂は、寺名を海門山満月寺という。
平安時代、恵心僧都(えしんそうず)が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したといわれている。
境内の観音堂には、重要文化財である聖観音座像が安置されている。
詳しくはこちら! → http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=91



★三井寺(園城寺)


園城寺は、滋賀県大津市にある、天台寺門宗の総本山。山号を「長等山」と称する。 開基は大友与多王、本尊は弥勒菩薩である。日本三不動の一である黄不動で著名な寺院で、観音堂は西国三十三所観音霊場の第14番札所である。また、近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。
詳しくはこちら! → http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=92



★彦根城


姫路城などとともに天下の名城の一つに数えられる彦根城は、井伊直継(なおつぐ)・直孝(なおたか)によって約20年の歳月をかけて建設され、元和8年(1622)に完成しました。佐和(さわ)山城・安土城・長浜城・大津城の石垣や用材が使われました。月明かりに浮かぶ彦根城は美しく、琵琶湖八景の1つに数えられています。

詳しくはこちら!→ http://www.biwako-visitors.jp/search/spot.php?id=838

    


































































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