映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!

2015年05月18日

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!
(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

平成27年5月16日(土)全国ロードショー!!

【キャスト・スタッフ】
出演:大泉洋 戸田恵梨香 満島ひかり ほか
原案:井上ひさし(「東慶寺花だより」文春文庫刊)
監督・脚本:原田眞人

iconN27 物語 iconN27
質素倹約令が発令され、庶民の暮らしに暗い影が差し始めた江戸時代後期。
鎌倉には離縁を求める女たちが駆込んでくる幕府公認の縁切寺、東慶寺があった。
但し駆込めばすぐに入れるわけじゃない。門前で意思表示をした後に、まずは御用宿で聞き取り調査が行われるのだ。見習い医者でありながら、駆出しの戯作者でもある信次郎は、御用宿・柏屋の主人・源兵衛と共に離縁調停人よろしく、奇抜なアイデアと戦術で、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けしていく!
現代の2倍あったといわれる江戸時代の離婚をモチーフに、美しい四季のうつろいの中、極上のエンタテインメントが完成しました。人生の景色が変わる映画です。どうぞご期待ください。






映画 滋賀県内のロケ地 映画
昨年の3月から4月にかけて県内の9か所で撮影が行われました。

○百済寺
○教林坊
○芙蓉園
○油日神社
○園城寺(三井寺)
○西教寺
○八幡掘
○西の湖
○マイアミ浜

iconN12 百済寺 iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!
(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

物語の舞台となる縁切寺・東慶寺の中門、参道のシーンとして映像にふんだんに登場するのは、天台宗湖東三山のひとつ、百済寺。歴史の深さを物語る参道の石垣と老杉、本堂近くに立つ大きな仁王門は非常に魅力的で、江戸時代後期が舞台の作品にリアリティーを与えています。


iconN12 教林坊 iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!

 白洲正子さんの「かくれ里 石の寺」で知られる教林坊は、曲亭馬琴(山﨑努さん)の家として撮影されました。俗世を離れた劇作家の隠れ家としてピッタリのロケーション。撮影隊が竹一本にまでこだわった竹林の場面では、ロケ地の風景を生かすために、たくさんの地元の方にご協力いただきました。


iconN12 芙蓉園 iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!

堀切屋(堤真一さん)の地下蔵として登場するのが、芙蓉園の洞穴。料亭である芙蓉園には池泉回遊式の美しい庭園があり、中でも寛永期に作られたとされる石室は、監督が一目見て気に入られ、物語のひとつの局面を盛り上げるのにふさわしいロケーションとなっています。


iconN12 油日神社 iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!

全国の油業界の信仰が厚い甲賀市の油日神社では、剣豪田の中勘助(松岡哲永さん)が奉納稽古を行う場面が撮影されました。奉納稽古を観る見物客がたくさん登場するシーン。普段は荘厳な雰囲気を持つ油日神社が、ロケ当日は江戸時代の見物客で活気づいた一日となりました。


iconN12 園城寺(三井寺) iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!

滋賀が誇るロケ地のメッカ、園城寺(三井寺)でも撮影が行われました。国の重要文化財として指定されている唐院が、劇中では東慶寺の御門として登場します。物語のタイトルにもなっている東慶寺への駆込みのシーンがここでは撮影され、映画のメインキャストが勢ぞろいしました。


iconN12 西教寺 iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!
(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

天台真盛宗総本山で明智光秀ゆかりの西教寺では、東慶寺の寺院内として本作品に登場します。国の重要文化財である書院では、お吟(満島ひかりさん)が歌を詠む場面が撮影されました。また、書院と本堂をつなぐ複雑な回廊は、監督お気に入りのロケーションで、映画のさまざまなシーンで登場します。


iconN12 八幡堀 iconN12

映画『駆込み女と駆出し男』ロケレポート!
(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

堀切屋三郎衛門(堤真一さん)の囲われ者であるお吟(満島ひかりさん)が荷下ろしの差配をするシーンで登場します。数多くのロケで撮影され、時代劇のロケには欠かせない滋賀のロケ地です。


point_5映画全編を通して、県内のロケ地がくまなく映り、「時代劇のロケ地=滋賀」を象徴する作品に仕上がっています。
point_45月16日より公開中、是非劇場でご覧ください!




Posted by 滋賀ロケーションオフィス at 14:59